こんにちは!
富山市の全面リフォーム&リノベーション専門店「富山リノベ」の事務スタッフです。
「富山リノベ」では富山市・高岡市を中心に、経験豊富なスタッフがお家のリフォームからフルリノベーションまでをトータルプロデュースさせて頂いております。
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9月に入って少しづつではありますが気温も落ち着いてきましたね。
朝方などは涼しく感じられるようにもなってきました。
台風や大雨などの心配もありますが心穏やかに過ごしていきたいですね!
さて、今回は中古住宅をリノベーションするメリット・デメリットについて触れていきたいと思います!
近年当たり前になったリノベーションというワード。
リノベーションが普及し、新築よりも費用を抑えられることもありその需要は現在も高まりつつあります。
そもそもリノベーションの意味とは、住み替えすることなく既存住宅を新築同様もしくは
それ以上に付加価値の高い状態へと生まれ変わらせることを指しています。
昔はマイホーム=新築という考えが通常でしたが、今では中古の一戸建てもしくはマンションを購入し
リノベーションしたいという考えをお持ちの方は数多くいます。
それだけリノベーションが選ばれているということは、
リノベーションすることで何かしらのメリットがあるということです。
理想の住まい(マイホーム)を実現するためにもリノベーションを選ぶメリット、
成功させるコツ、そして注意点などは最低限知っておきたいところですよね。
理想のリノベーションを成功に導くポイントなどもご紹介したいと思います!
まず初めに、新築物件を購入したケースと中古物件をリノベーションするケースを比較したときに
中古物件をリノベーションした方はいくつかのメリットがあるのでご紹介します!
メリット1⃣ 思い通りの設計ができる
新築物件の場合、設計から関与しない建売住宅や分譲マンションなどでは、すでに決まっている間取りや構造にライフスタイルを合わせることになります。一方、リノベーションでは自分に合わせて自由に住まいをカスタマイズすることが可能です。理想に限りなく近い住まいを手に入れることも夢ではありません。
メリット2⃣ 物件の選択肢が広がる
自分の希望に合う間取りや価格の物件を新築で探すのは意外にも難しいです。それに加え土地の関係からエリアも絞るとなると、当てはまる物件がひとつも見つからないという事態もあり得ます。
その上、中古物件のリノベーションなら購入後自分に合うように手を加えればいい為、物件の選択肢が広がり希望のエリアでも探しやすくなります!
メリット3⃣ 新築より費用を抑えられる
新築物件には、販売における広告費や人件費、モデルルームの維持費などの費用が上乗せされています。なのでほとんどのハウスメーカーがその家本来の適性価格よりも高めに設定しているんです。
一方、中古物件の販売価格は築15年を迎えるまでの間に半額近くまで下落することがあります。そのため、新築物件を購入するよりも築15年以上の物件を購入してリノベーションを行ったほうが、総費用が実質安く済むことが多いのです。
メリット4⃣ 新築のモデルルームではなく実物を確認できる
これから建築予定の新築を購入する場合、まずモデルルームで建物の大体の雰囲気をつかむことができますが「実際に住んでみたらイメージと違った」という話をよく耳にしませんか?実際こういったことが起こる可能性は充分にあります。
しかし、中古物件のリノベーションなら購入前にベースとなる中古物件の中に入り隅々までチェックすることができます。実物を見た上で、図面だけでは読み取ることのできない細かい所まで確認できるので購入後も違和感がなくなり、その後のリノベーション計画を具体的に進めることが可能になります。
メリット5⃣ 補助金の対象となる場合がある
中古住宅のリノベーションでは、国や自治体の補助金を利用できる可能性があるんです。
リノベーションの中に耐震工事やバリアフリー工事、断熱工事などを含む場合補助金を受けられる可能性があるため、一度自治体に確認してみると良いですね。
特に、1981年の耐震基準改正前に建てられた建物の場合は新耐震基準を満たしていないので耐震工事が必要となることがあります。該当する方は依頼するリフォーム会社に相談して補助金の対象となる工事について確認することをオススメします。
メリット6⃣ 住宅ローン控除
住宅ローン控除とは、住宅ローンを利用して家を購入した場合やリフォーム・リノベーションをした場合に、一定の要件を満たしていれば税金が戻ってくる制度のことを言います。リフォームローンについては、返済期間が10年以上のローン契約が対象です。
また、耐震性能やバリアフリーなど一定の要件を満たすリノベーション工事は「投資型減税」を受けられる可能性もあります。
次は中古住宅をリノベーションするデメリット・注意点のご紹介です。
リノベーションする前にデメリットや注意点をおさえておきましょう。
デメリット1⃣ 工事期間が長くすぐ入居できない
住宅の購入にともなうリノベーションの場合は入居前に大掛かりな工事をするため”即入居できない”点がひとつのデメリットです。工事が終わるまでの間、今の家に住み続ける、もしくは仮の住まいを用意しなければいけません。
さらに、リノベーションには住宅診断や打ち合わせ、設計、施工というプロセスが必要になるので、短くて約3~4ヶ月ほど工期がかかってしまいます。現在住んでいる家の退去日が迫っている場合は特にスケジュールに注意してリノベーション計画を進めていく必要があります。
デメリット2⃣ 構造部分のチェックがしにくい
中古住宅は、古い建物になればなるほど構造部分にシロアリ被害や腐食、雨漏りなどの劣化がみられる可能性が高いです。これらの構造部分の劣化は目視での確認が難しいため、事前に専門家へ住宅診断を依頼しておくと安心です。工事が始まってから劣化に気づくと、その分想定外の費用が発生することになるので注意が必要です。
デメリット3⃣ 住宅ローンの金利が高くなる可能性がある
リフォームローンは返済期間が短い分、一般の住宅ローンよりも金利が高い傾向にあります。
マイホームを購入する際、ほとんどの方が一括払いではなく住宅ローンを利用しますよね。
しかし、リノベーションやリフォームの費用を借りる場合は一般の住宅ローンと異なり”リフォームローン”という専用のローンを利用することになります。
なお、住宅の購入費用とあわせてリノベーションの費用を借り入れる場合、”一体型住宅ローン”を利用する方法もあります。各ローンの適用条件は金融機関によって異なるため、事前確認や相談するのが良いでしょう。
デメリット4⃣ 建築基準法や自治体の規制に注意
●建築基準法に関する注意点
マンションに比べてリノベーションの自由度が高い戸建てですが、建ぺい率や容積率、建物の高さ、勾配、道路からの距離などについては建築基準法で定める基準を超えないようにしなければなりません。
特に建ぺい率と容積率は自治体によって定める割合が違うので、リノベーション計画を立てる前に地域の自治体に確認しておきましょう。特に増築の予定がある場合は注意が必要です。
●自治体の規制に関する注意点
購入する中古住宅の所在地が都市計画法によって「防火地域」に指定されている場合に建築物の構造を「耐火建築物」または「準耐火建築物」のどちらかにしなければいけないと定められています。このような地域ごとのルールも、工事が始まる前に自治体に確認しておくことが大切です。
ここまで、リノベーションのメリット・デメリットをそれぞれご紹介してきましたが、
新築物件の購入と比べて中古住宅のリノベーションは後から問題が発生することが多い傾向にあります。そこでリノベーションで希望通りにいかなかった例と後悔しないための対策などをお話ししていきます。
●予算オーバー
築年数が経っている中古住宅を購入するとき、物件そのものの購入費用は抑えられますが耐震性に問題があったり思わぬところが経年劣化していたりする可能性もあります。新耐震基準を満たしていない物件は、構造の補強などで費用がかさみ結果的に予算をオーバーしてしまうこともあります。
予算オーバーを避けるためにも、購入したい物件がある程度決まっているならばリフォーム会社に相談して住宅診断を行い最適なプランを立てていくと良いでしょう。富山リノベでも無料の現場調査をお受けしておりますのでお気軽にお申し付けください!
もちろんですが、家の状態によって追加費用がかかるケースもあります。
また、リノベーションの内容にこだわりすぎることも費用がかさんでしまうので注意しましょう。
●希望通りの間取りにできなかった
中古住宅の構造によっては、壁の撤去や水まわりの移動ができないケースもあります。
その結果希望した間取りを実現できないということが起こります。これは物件を契約してリノベーションの工事を開始してからでは遅いので、構造については必ず購入前に確認しておきましょう。
また、プランを立てる際に優先順位を決めておくと、リフォーム会社からも適切なアドバイスを受けられるのでスムーズに進めやすくなります。
中古住宅のリノベーションの物件選びのポイント・注意点としましては、
・耐震性や劣化具合を確認する
・優先したいことを明確にしておく
これらの点が大切になります。
リノベーションするのを前提で中古住宅を購入する場合に魅力なのは、物件の選択肢が増えることです。築年数が経っていても、間取りがライフスタイルに合っていなくても、大よそのことはリノベーションでカバーできるので選択肢に取り入れることができます。ただし、選択肢が多い分だけ迷いやすくなる問題も出てくるので自分たちの要望や優先したいことをあらかじめまとめておくことにより、物件を絞り込みやすくなります。
リノベーションの中で、耐震工事や断熱工事は後から施工するのが難しいため、優先的に行うと良いでしょう。希望のリノベーションプランが叶うかどうかも事前に担当者に確認し、優先順位付けの参考にすると良いです。
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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