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住まいの耐震性を見直し、耐震リフォームで地震に備えましょう!

こんにちは!

富山市の全面リフォーム&リノベーション専門店「富山リノベ」の事務スタッフです。

「富山リノベ」では富山市・高岡市を中心に、経験豊富なスタッフがお家のリフォームからフルリノベーションまでを

トータルプロデュースさせて頂いております。


お家のことでお困り、お悩み、ご不安な点等ありましたらお気軽にお問い合わせください😊


皆さんは、日頃から自然災害に対して備えや対策はされておられますか?

今年の元旦に起こった能登半島地震をきっかけに、地震に対しての自覚・意識が変わった
という方も少なくないはずです。

今回の地震により、住まいの「耐震性」に対する関心が高まっている今こそ
いざというときに家族の安全、そして自分自身の身を守るためにも
少しでも早い段階から備え、暮らしの見直しを図りましょう!

”耐震リフォーム”とは、大切な住まいを地震による災害から守り、家族みんなが安心して暮らせるようにすること。

地震の耐久性は建物の構造や築年数によって異なります。

ということは、最適な耐震リフォームの方法も、それぞれの住まいごとで異なるということです。


住まいの耐震性を調査した上で、各住まいにあう適切な耐震補強設計を行うこと。
そして事前にきちんと計画を立ててからリフォームを進めることが重要です。

◆耐震リフォームの流れ

耐震診断の実施

耐震改修計画を立てる

耐震改修の設計

耐震改修工事費のお見積もり

施工開始

◆耐震の種類

・耐震

耐震とは、建物自体の強度によって地震の揺れに耐えることを指します。
耐震性を高めることによって地震による破損や倒壊を防ぐことができます。
よって耐震工事とは、建物の強度を上げる工事を行うこと。

耐震性は壁の強さで左右されるので耐震壁を導入し補強する。
耐震壁は既存の住宅にも施工しやすく、コストも抑えられることから導入しやすい地震対策のひとつです。
ですが、耐震には地震によるダメージを蓄積するというデメリットがあります。
頻繁に地震を受け止めていると、その分のダメージが蓄積されて倒壊の危険性も高まるため注意が必要です。

・制震

制震とは、揺れを吸収し抑制すること。
建物に組み込んだ制震装置が揺れを受け止めてくれるので建物へのダメージを抑えることが可能。
高さのある地震による揺れの強くなりやすい建物にも有効となります。

耐震とは違い、頻繁な地震によるダメージの蓄積を深く心配することはありませんが、制震装置を導入するために建物の間取りや構造が制限されることがあります。
また、耐震工事よりコストが高い点もデメリットです。

・免震

免震とは、建物と地盤を切り離すことで建物に揺れを伝えないようにすることです。
基礎部分に免震装置を設置することで、地盤から揺れが建物に伝わるのを抑制できます。

ただ、免震装置を設置するには建物の基礎部分に手を加えなければいけないので施工コストがかかってしまいます。
また、建物と地盤が離れている構造上、強風などによって揺れることが増える点もデメリットとなります。

◆部分的な耐震リフォームは可能?

結論、部分的な耐震補強工事は可能です。
例として、耐震壁を全ての壁に導入せず部分的に導入して補強するということも可能。
気になる箇所だけの工事を施す場合、建物のバランスが崩れないように耐震診断や専門家の意見を踏まえながら進めていく必要があります。

~主な方法~

・壁の増設

外壁やクロスの下地に耐震壁を設置し、耐震性を高める方法。
耐震性の高い下地や、筋交いなどの材を入れることで強度を高めます。
施工する面積によって費用も異なりますが、一般的には外壁より内壁の方が安くなる傾向があります。
ただし、外壁や内壁を一度剥がして貼り直すという作業があるため他の工事と比べると費用は高くなります。

・基礎補修

基礎の打ち増しや、ヒビ割れ部分の補強をしたりして強度を上げる工事のこと。
元々の基礎を活用するので壁の増設より費用は抑えられますが、新たに基礎を増設する必要がある場合、コストが増す可能性があります。

・金具の設置

耐震性を高めるため耐震金具を設置する。
建物を構成する土台や柱などが交わる部分に設置を行い、強度を上げます。
装置自体でいうと、大がかりではなく耐震補強工事の中では比較的安くできます。

・屋根の軽量化

瓦などの屋根を、より軽い素材に替えることで建物にかかる負荷を軽くします。
建物自体を軽くすることで、耐震性を上げることができますがコストは壁の増設の方が安く済むケースもあります。
雨漏りや台風による損壊など、劣化が見られるタイミングでの補修がおススメ。

◆耐震リフォームの目安

・築年数

築年数が古い住宅の場合、耐震性が劣っている可能性があります。
1981年に建築基準法が改正された時、耐震基準についても見直しがありました。
なので、1981年以前の基準で建てられた住宅は特に注意が必要となります。
今現在、築40年以上の中古住宅にお住まいの方は、一度耐震診断を受けられることをおススメいたします!

・地盤

建物が建っている地盤そのものの強度が弱い場合、耐震性も劣る可能性が高いです。
人工的に作られた埋立地や、近隣に水田・川・池などの水場がある場合は地盤が緩くなりやすいです。
正確な地盤の状態を知るには地盤調査が必要となります。

・壁面積

壁面積も耐震性と関わりがあります。
リビングに大きな窓があったり、玄関横がガレージになっていたりする家は、通常の住宅と比べると壁面積が少なめです。
少ない壁面積で2階を支えている場合は建物の強度として劣る可能性があります。
一度は、家の1階部分の壁面積がどれくらいのものなのかを確認してみると良いでしょう!

・吹き抜けの有無

あることで家の中に開放感が生まれ、空気の通りも良くなり人気の高い吹き抜けですが、これも実は耐震性が劣る可能性があるんです。
理由として、吹き抜けの空間を生み出すために壁や柱の量を削るので通常の家と比べると強度は下がる傾向にあります。
また、吹き抜けの分、2階以上の床面積も狭くなるので横揺れに対する強度も劣ってしまいがちです。

◆耐震リフォームにかかる費用

耐震改修工事費=(単位費用)×(耐震改修後の評点-耐震改修前の評点)×延べ床面積

お住まいの延べ床面積と耐震リフォームをする前後の住宅の評点差から、おおよその費用を算出することが可能です。
※単位費用を用いて算出した耐震改修工事費は、おおよその金額であり実際の金額と異なる場合があります。ご了承ください。

耐震診断や耐震改修工事を実施する際には、国や地方自治体による
助成制度や融資制度を利用することが可能です。

助成や融資のほか、一定の条件を満たす場合、所得税や固定資産税などの減税措置を受けることもできます。
※助成制度や融資制度は、お住まいの地方自治体によって制度や内容が異なりますのでお気軽にお問い合わせください。

今お住まいのお家の耐震性に少しでもご不安があるという方は、どうぞ一度富山リノベまでご相談ください!


専門知識を持つ担当者による現地調査や設計図等での住まいの地震に対する強さなどを無料で診断し、その結果に基づいて必要な箇所は改修のご提案もさせていただきます。


今年が始まってからもなお、頻繁に起こっている地震災害。
今後もおこりうる地震に備え、お住まいの耐震化をぜひご検討ください。


いかがでしたでしょうか?

次回もリフォームのお役立ち情報を発信していきますので
ぜひご覧になってみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました😌

「富山リノベ」は、暮らしやすさとライフスタイルに合わせたデザインをご提案いたします。


ご希望に沿ったプランのご提案やお見積りの算出等は無料で行っております。
リフォーム・リノベーションにご興味のある方、
今まさにお悩み中の方など…どんな些細なことでも構いません!
ぜひ一度「富山リノベ」にご相談ください。


また「富山リノベ」は、強引な営業をすることは一切ありませんのでその点もご安心下さい。
お電話予約・ご来場心よりお待ちいたしております。

株式会社 北陸ハウステック (076)-481-6581